葉を落とした枝に雪が積もる、静寂とミニマリズムの季節。
紅葉のすべての葉を落とした嵐山は、12月から2月にかけて、まったく異なる表情を見せます。観光客で賑わっていた境内も静まり返り、枝だけになった紅葉の木々が、雪や霜に包まれる姿を見せてくれます。
雪の朝、天龍寺の石灯籠に積もった雪が朝の光を受けて淡く輝く様子や、凍った池の水面に映る裸木の枝は、他の季節にはない静謐な美しさを持っています。
冬の嵐山での撮影は、気温や天候との向き合いが必要ですが、その分、見る人の心に深く残る「静けさ」を写真に収めることができる季節だと感じています。




